夜コンIT用語「でぶ環境」「排他制御」「VOID型」「なるはや」「落ちる」「仕様」「ロールバック」
はじめに
このページはIT用語をわかりやすく真面目に説明するページである。
当ページでは以下の用語の説明を行います。
- DEV(でぶ)環境
- 排他制御
- VOID型
- なるはや
- 落ちる
- 仕様
- ロールバック
DEV(でぶ)環境
DEV環境の意味
DEV環境と書いたりもするが、本番環境に対する開発環境(Development)を意味し、その略語である。
開発環境はとても重要な環境であるはずなのだが、本番環境よりもスペックが低く、ソースコードが整理されておらず、乱雑になってしまっている場合もある。
使用例
DEV環境は次のような形で使用される。
上司「出来た?」
若い女子「はい!でぶにあげておきます!」
太り気味の私「(ドキっ!)」
※でぶにあげる・・・・DEV環境にUpしておく、の意味
若い女子「あれ?でもでぶが遅いです・・」
太り気味の私「(ドキっ!)」
※でぶが遅い・・・・DEV環境のスペックが低くて遅い、の意味
上司「でもでぶしかないからやるしかないな」
若い女子「はい!今日は朝まででぶで走らせます!」
太り気味の私「(ドキっ!)」
※でぶで走らせる・・・・DEV環境で処理をぶん回す、の意味
排他制御
排他制御の意味
データを更新する際、複数のプロセスから同時アクセスがあって競合が発生する場合、あるプロセスでロックをかけて独占的に利用し、その間は他のプロセスで利用できないようにすることで整合性を保つ処理の事をいう。
使用例
排他制御は次のような形で使用される。
ツヨシ「ヘイ!ナオミ!君をロックするぜ!」
ナオミ「既に私はタクヤにロックされてるわよ」
ツヨシ「はいたーー!」
VOID型
VOID型の意味
void(ボイド)は、プログラミング言語において、「何もない」といった意味の型などに使われる名前である。
C言語などで呼び出し側に返り値を戻さない関数を書く場合に用いられる。
使用例
VOID型は次のような形で使用される。
(例1)
「へんじがない。ただのしかばねのようだ。」
「戻り値がない。ただのVOID型のようだ。」
(例2)
父「息子よ。今日の学校はどうだった?」
子「・・・・」
父「楽しかったかい?」
子「・・・・」
父「勉強頑張ってる?」
子「・・・・」
父「返事しろやー!おめーはVOID型か!」
ぜひ皆さん使ってください
なるはや
なるはやの意味
なるべく早く、の省略形であり、なるべく早くを言う間のないほど一刻を争う状況で成果を求める時に使用する言葉である。
システム開発や運用の現場で用いられる場合、何かしらの問題が発生した場合に、できるだけ早く対処することを意味する。直訳すると「急げ」という意味になる。
例えば、システムの障害が発生した場合には、その障害を素早く解消するために「なるはや」に対処することが求められる。また、システムの開発や導入の場合にも、期限に追われることが多く、「なるはや」に作業を進めることが必要とされる。
使用例
「なるはや」は次のような形で使用される。
(例1)
私「さて、今日の仕事は終わり!飲み会に行くぜ!ひさびさ飲み会に最初から参加できるなんて嬉しい~!」
上司「おーい、昨日発生した障害について原因わかった?」
私「わかりませんが、解消されてるんでいいんじゃないすか?」
上司「なるはやで調べて。明日の午前に報告ね。」
私「・・・・(泣)」
(例2)
上司「で、どうなんよ原因わかった?」
私「徹夜で調べましたよ~。やっとわかりました。でももう帰りた・・」
上司「報告書は?」
私「まだですけどもう頭がまわりま・・・」
上司「なるはやね。1時間後に会議」
私「・・・・(泣)」
落ちる
落ちるの意味
「落ちる」というシステム用語は、パソコンやスマートフォンなどの電子機器で使われる言葉で、アプリケーションやプログラムが予期せずに動かなくなることを指す。
例えば、スマホでアプリを使っていたら突然画面が固まったり、パソコンで作業中に突然エラーが発生して画面が消えたりすることがあり、これが「落ちる」という現象である。
そうなると、再度アプリケーションやプログラムを起動する必要があるため、作業が中断されたり、やり直しになることがある。
使用例
「落ちる」は次のような形で使用される。
(例1)
あっ!Excel落ちた!うそだろー保存してねー!!
(例2)
あっ!パワポ落ちた!やべ!2時間前から保存してねー!!
(例3)
上司「おい、次の会議のプレゼン資料、出来てるよな?」
私「はい!もちろんExcelとパワポで作成済みです!でも保存前に落ちて消えました!」
こまめな保存が大事ですね!
仕様
仕様の意味
システム用語で「仕様(しよう)」とは、システムの開発・設計・運用において、どのような機能を提供するのか、どのように動作するのかを明確に定義したものです。
つまり、システムの要件や仕様を記述したものであり、それに基づいてシステムを設計・開発することになります。
仕様書には、システムの概要や目的、機能要件、性能要件、動作環境などが記載されます。システム開発においては、しっかりとした仕様書を作成し、それに基づいて開発を進めることが大切です。
使用例
「仕様」は次のような形で使用される。
テスト担当者「この動きおかしくないですか?バグですよね?」
プログラム作成者「仕様です」
テスト担当者「でも仕様書にこんな動き書いてないですよ?」
プログラム作成者「口頭で確認してます。仕様です。」
テスト担当者「いやこれじゃ業務まわんないですよ?」
プログラム作成者「じゃ仕様バグです。私は悪くないです。」
テスト担当者「・・・・・」
ロールバック
ロールバックの意味
「ロールバック」とは、何らかの変更を行った後に、元の状態に戻すことを指す。主に、システム開発やデータベース管理において使用される。
例えば、システムに変更を加えたところ、その変更に問題が発生した場合には、変更前の状態に戻すことができる。また、データベースの場合には、誤った操作によってデータが破損した場合にも、以前のバックアップデータから復元することが可能となる。
ロールバックは、変更の影響を最小限にするために重要な機能である。
使用例
「ロールバック」は次のような形で使用される。
この数か月、必死で頑張ってダイエット!あとちょっとでコミットできる!
と思ったらそのあとに油断してロールバックしちゃった(キャハ)
コミットしたいですよねー
以上です。ありがとうございました。